[本の感想]日本とイエスの顔-井上洋治(その3)　Kimama日記

[本の感想]日本とイエスの顔-井上洋治(その3)

前に、
"文章はやや抽象的なものが多く、少し読みにくいですが、
難解というほどではないと思います。"
と書いたのですが、難解な部分があります。

それは、"永遠の生命-場"という概念で、難しいです。
たぶん、知識では理解できないもの
すなわち、祈りや修行といった実践を伴って初めて理解できるもの
だろうと思います。

あと、アマゾンンのレビューを見てから少し気になったのは、
井上先生が主張するキリスト教観・イエスの捉え方が、
キリスト教界の中で、メジャーなものなのか、そうでないのか
ということです。

もし、異端なもので、これがキリスト教だと思い込んでしまったら...と
思いました。
まぁ、私はキリスト教徒ではないし、
そういうことを他の人と話す機会もありませんから、
どうということでもないことですが。

話は変わりますが、この本また値が上がりました。
私は送料込みで、500円程度で買えたのですが、
2023.2.24現在、1000円を超えてます。

何があったのか分かりませんが、
こういうことが起こらないというのが
電子版の存在意義の一つだと思うのですが、
残念ながら、キンドル版はありません。

紙の本の流通が減っているのに、電子版がない
こういうことが、起こらないようになってほしいと思います。

193/256ページ読みました。

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