以前、古本でも数千円して買えなかったのですが、
数百円に値下がりしていたので、早速買ってみました。
井上洋治先生の書いた『私の中のキリスト』で、すっかりファンになり、
もう十数回読んでいます。
その本の中で、『日本とイエスの顔』という著書があり、
『私の中のキリスト』はそれを一般むけに書かれたものだとありました。
『日本とイエスの顔』を読んで、もっと詳しく知りたいと思い
ポチッタ次第です。
内容は、『私の中のキリスト』が街の神父さんが書いたような語り口なのに対し、
『日本とイエスの顔』は、大学の先生が書いたような印象です。
参考にされた資料がたくさん紹介され、
膨大な量の本や資料を研究されたのだとわかります。
文章はやや抽象的なものが多く、少し読みにくいですが、
難解というほどではないと思います。
イエスや聖書に関することはもちろん書かれていますが、
日本の文化や歴史とキリスト教との関係を詳しく論じています。
私は、キリスト教徒ではありませんが、思い返すと、
幼稚園がカトリック系で、付属して教会があったような記憶があります。
イエスの誕生の劇をやった覚えがあります。
日本では、宗教は、特に新興宗教の影響もあってか
胡散臭くて、あまり良い印象はないと思います。
私もそうです。
ただ、まともなものもある。当たり前かもしれませんが。
今まで、偏見から宗教を顧みなかったのは良くなかったと
反省しております。
あと、買った古本なんですが、
表装は傷んでなく、これは当たりだ!と思ったのですが、
数ページにわたって、赤ペンで線が引いてありました。
線の引いてあるところは、「そこは重要じゃないだろ!」と
突っ込みたくなるような所に引かれていて、修正液で消しました。
読んでいくうちに、どうでもよくなりましたが、
この本は売ることはできないと思います。
古本を通販で買うのは、リスクがあるということですね。
65/256ページ読みました。
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